球数制限について考えてみる。
これねえ……。
どうなんだろう、本当に何が正解かは分からない。
でも、甲子園ファンとしては、応援も含めて高校生の輝く姿を観たいってのは切実なんだなあ。
みんな一生懸命よ。
熱いよ!
つまり、甲子園がなくなるなんてことになったら、夏は
何を楽しみにすればーーー!? という感じになってしまう。
(それは言い過ぎかも知れないが)
夏の風物詩というか、一定数の人たちは楽しみにしてる
イベントだと思うのよ。
もちろん、自分も含めてなんだけど!
まあ、甲子園がなくなるなんてことは考えたくないので、
甲子園ありきで考えよう。
球数制限導入、緩めにはやった方がいいかなあ、とは思う。
肩を故障したら、選手生命を絶たれてしまう、ということで。
ただ、制限するということになると、ひとりでは投げられない。
超強豪校の超エース+エースクラスの選手が3人、4人もいる私学と、エース+大きく力の差のある二番手、
三番手しかいない公立と対戦することになって、
果たして公立高校に勝ち目はあるのか、
って。
県外の選手がいないってことで、(観ている試合が特に
気になる都道府県でない場合は)
公立びいきをしてしまう身としては、勝ち残るとこがいないと
さみしいものがある。
なので、球数制限ではなく、攻撃のお休みをすることを優先して
もらえないだろうかと思う。
ピッチャーは大抵9(8)番バッターで、送りバントなんかをして居なくなるパターン。
監督の本音は彼らを休ませたい。
おそらく、バッティングの練習はさほどしていないと推測する。
なので、攻撃となったらピッチャーの代わりに代打を起用。
代打で出番がある子がいた方が、その子も俄然やる気出るだろうし、親も嬉しい。
攻撃にもつながり、いいことずくめだと思うんだけど。
もちろん、東邦高校の石川くんみたいに投げてよし、打ってよしの選手もいるから、そういう場合は攻撃でも活躍するとか。
ただし、体力の消耗は激しいけど……。
ピッチャーに無茶をさせない、といえばあの大船渡高校の佐々木くん。
話は少しズレるんだけど、投げなかったから甲子園出られなかった風には言っているけど、果たしてそうなのかなあ、と思う。
でも、そう言われたら、岩手代表として出場した花巻東高校の選手及び
監督は結構カチンとくるんじゃないか?
(それに対してなにか言ったという話は聞いたことはないけど)
確かにエースの力はとても重要だけど、野球はひとりじゃできませんよ?
ひとりひとりの選手の力、チーム力や作戦で勝ち取った甲子園出場権を、エースが出場回避したから出られた風に言ってほしくないと、私なんかは思っちゃうし、花巻東高校のチームに対して失礼だろうと。
エースなしで僅差の勝負ならばいいけど、圧勝しているわけだからさ。
甲子園に固執しすぎて、将来の可能性を絶つのはよくない、その考え方も分かるし、佐々木投手の親とかだったら、無理させないで! と思ったかもしれない。
だけど、大舞台を経験するってのも、場数を踏むってのも相当糧になると思うんだけどなあ。
精神面でも相当鍛えられると思うのね。
ゲームだって、いくらポテンシャルがあっても、
経験値なしじゃ、レベルも上がらないし、ボスに挑めない。
佐々木くんに関してはU-18(大舞台)でも結局、
活躍を観られなかった。
いくらすごい選手であっても、本番に強くなければ宝の持ち
腐れになってしまわないだろうか。
その方が勿体ないと思ってしまう。
彼にはまだ先があるので、プロ入りしてからの活躍を期待、なのかな?
ということで、賛否両論ある球数制限。
球数の制限をキツく設けず、なんとか選手に無理をさせず、乗り切る秘策はないものか。
とりあえず、コールドと延長すぐにタイブレークは導入してもいいんじゃないかと思うけど。
秋の国体に関しては、新チーム発足して平行して
試合やってる中で、旧チーム最後に楽しくやりましょー!
というスタンスなので、そこに決勝とか持ってくるのは
かなり難しいと思う。
新チームのことに尽力を注いでいて、旧チームで
懸命にやるのは限界があるわけで。