初めに見かけたのは、書店員ミチルの身の上話だったかな。

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出ましたね、判決。
被害女性の方も、ほっとなさったことでしょう。
裁判なんか辛いことに耐えて、頑張ってきて
多少なりとも報われたんじゃないかと思う。


さて、気になっていた新井浩文被告の判決。


すっかり、私は判決が出るのを心待ちにしてしまっていた。
カレンダーをめくるとき、このことが頭をよぎったくらいだ。

でも、ハッキリいってこの人は主演クラスの役者じゃない。
でも、なんか存在感があるというか、わりと気になる
俳優だったんだよね。


しかも、自分はドラマに疎く、
お世辞にも役者さんにも詳しいとは
いえないタイプだ。

では、何故気になったのか?


かなり前、NHKのドラマに出ていた記憶がハッキリあった。
何者か気になって、検索したくらいだから、かなり印象的な
キャラだったのだと思う。


それも、主人公の不倫相手で会社の金を遣い込むような、
どうしようもない男(しかも殺されるし)という、大した役どころ
でもないんだけど、かなり強烈な印象に残っていて、


件のニュースで名前を見かけたときに「あー! あいつ!」と思ったほど。


別段ルックスが良い(芸能人という意味で)わけでもなく、
存在感があるってのは、かなり凄いことだよなあ、とは思う。


とまあ、「俳優」という仕事に置いてはまずます評価されそうな人間が
こんなことをしでかし、どう裁かれるのかという興味を持ったのである。

まず、2000万の示談金を積まれても、応じなかった被害者女性に驚いた。


それが、もし私だったら大金に目がくらんで、応じてしまいそうだからである。


もちろん、あんなことは許せないし、肉体も精神も病んでるだろうけど、
お金で救われることはある、
というか、働けない状態にまで追い込まれていたら、先立つものは必要。
だから、泣く泣く受け取ってチャラにするという女性は多いのではないだろうか。


本当に被告を死んでも許さないという気持ちが強く、
意志の強い方なんだろうなあ・・・と。
場違いかも知れないが、尊敬の念すら抱いてしまった。


この芯の強い女性を応援する気持ちが沸いたのは確かだし、
ここで無罪で逃げ切りでもしたら、署名活動でもしてやろうかという
気概で見守った。


なんというか、性癖なんだろうけど、自分は俳優(いい男)だから、
こういうことは許されるという思い上がりが本当に、みっともない。
勘違いっぷりが、鼻につく。

というか、いくらイケメンだっとしても、
OKという人は少ないんじゃないか?

ということは置いておいて、性犯罪者は刑務所の中では
(囚人の中で)最下層という位置づけになるらしい。


ま、当然だよな。

普通の社会に置いても最も軽蔑されるような行為だし。

こんなことをするって、性癖というかビョーキなんだろう
けど、普通に正規のお金を払ってプロのお世話になれば
よかったのにね。

でも、それだと本人的に満足できないから、
こういうことになったのかな。

囚人のヒエラルキーの中、
辛い獄中生活がさらに地獄となることでしょう。


これを教訓に、こういったことをする輩が減ることを
切に願います。